水虫は白癬菌による感染症①

 ネットの相談室を見ましたら結構、水虫なのかどうかの相談が毎日多くありました。「かゆくて、つらい、恥ずかしい‥…」と水虫の悩みは深刻のようです。最近は、水虫は正しく治療をすれば必ずよくなる病気のようです。かなり時間がかかる場合もあるようですが。
 また、「たかが水虫」と軽く考えている人もいるようですが、水虫は人にうつる「感染症」で、身近な人への感染源となり、「たかが水虫、されど水虫」。病気をあなどらず、きちんとケアをすることが、あなたの、そして家族の健康にもつながります。
                           
 水虫は真菌(いわゆるかび)の一種である白癬菌が感染して起こる病気です。
 白癬菌はケラチナーゼという酵素を持っており、皮膚の角質層や爪のケラチンという物質を溶かして、栄養源として増殖します。白癬菌は空気中にも多く存在するかびですが、特に高温多湿な場所を好みます。
            
 頭部や体、手や股部にも感染しますが、蒸れやすい靴の中は特に格好の住みかとなり、足からはげ落ちた餌である角質層もあり、白癬菌にとって好都合な環境です。従って、足に発症レやすいという訳です。これが、いわゆる水虫です。なお、爪も皮膚の一部ですので、足に水虫が発病すると、続いて感染することが多くなります。これは普通の外用薬では治りにくく、やっかいな水虫です。

●水虫の4つのタイプ
 水虫は起こる部位や症状によって、次のように分けることができます。

(1).小水疱(すいほう)型
 5月の初めごろから梅雨時にかけて急激に増えるタイプで、土踏まずや足の縁に赤みを帯びた小さな水疱が多発します。かゆみが強く、水疱は一週間程度で乾燥してポロポロと皮がむけていきますが、ほかの部位に新しい水疱ができて少しずつひろがっていくようです。

(2).趾間(しかん)びらん型

最も多いタイプで、足の指のまたに発症します。足の指が白くただれたり、皮がむけてきます。むずかゆいことが多く、白くふやけた皮をむしっていると、液が出てきます。開きにくい、第4指と第5指の間では、患部が湿りやすく特に症状が悪化しやすくなるようです。

(3).角質増殖型
長年、水虫を治さず放置しておいた人に見られるタイプです。足の裏、特にかかとの部分の角質がかたくなり、表面がゴワゴワになって、皮がむけてきます。冬にあかぎれやひびわれを作ることもあります。
1年中、見られますが、変化があまりなく、かゆみをともなわないことも多いため、水虫と気づかない人も少なくありません。しかし、水虫はジワジワと進行しています。

(4).爪白癬
 水虫を治さず長期間放置すると爪に白痴菌が侵入し、黄白色に変色。先端が厚くなり、ポロポロと崩れたり、変形することもあります。爪が白癬菌に侵食され、すき間ができてポロポロになっているのがわかります。爪白癬は見た目も悪いですが、爪白癬の温床となり、繰り返し水虫を発症する原因となります。完全に治すにはかなりの期間が必要なようです。

     2001年8月4日朝日新聞から抜粋
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