シックハウス症候群、有害化学物質を考える

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zoom RSS 生活の中の有害化学物質

<<   作成日時 : 2009/12/07 19:24   >>

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室内に持ち込まれる化学物質

@家具類
合板やボードが使用されており、建材から発生する化学物質と同様です。特に、特に締め切った状態が多い、キッチンの戸棚、食器棚などは、20年経過後も0.75ppmのホルムアルデヒドが検出された場合もあります。選定には注意が必要で、合板は避け、無垢材にするか、あるいは中古品にするか、システムキッチン等は業務用のステンレス製にするなどの工夫が必要です。

Aカーペット
カーペットの場合は、繊維と裏打ち材の接着剤、裏打ち材の合成ゴムに化学物質が使われています。質のよいウールが最適ですが、高価。しかし耐用年数を考えると安価な製品と比較しどちらが経済的か。

Bカーテン
 防炎、抗菌、防虫処理剤が使用されています。
 
日用品に含まれる有害な成分

  私たちが毎日使っているお風呂用品などの日用品の製造過程では防護服の着用が義務付けられているのをご存知ですか? 私たちは日常使用している製品の安全性を本当に知っているでしょうか? 「販売が許可されているので安全」と思うのは全くの誤解です。自分の体や家族の健康は有害化学物質の知識を得て自分の力で守らなくてはならないのが現実です。
 
日用品に含まれる有害な成分 
 
■ 合成洗剤

 市販されている家庭用洗剤のほとんどは幾種類もの合成界面活性剤でつくられた合成洗剤です 。合成界面活性剤は環境破壊にもつながる有害化学物質で、経皮吸収の面から考えると、細胞膜を破壊する作用がもっとも危険で、破壊された細胞膜からは合成界面活性剤自体の毒性だけでなく、その洗剤に使用されている幾種類もの有害物質が侵入する可能性を秘めています

 固形石鹸は合成洗剤ではないと思われがちですが、市販されている固形石鹸のほとんどが合成界面活性剤からつくられた合成石鹸です〜それに加えて、香料、着色料なども添加されている製品がほとんどです。天然の界面活性剤は「脂肪酸ナトリウム」と「脂肪酸カリウム」の2種類だけです。元来、固形石鹸は湿気に弱く、浴室に置いておくと、ドロドロに溶けてしまうものです。形状が安定していて長持ちする固形石鹸はそれだけ化学物質が添加されていると考えていいでしょう

 台所用洗剤で手にひび割れができたという話をよく耳にしますが、合成洗剤の有毒性を示す大きな証拠ともいえます。これこそ合成界面活性剤がバリアである角質層と皮脂膜を破壊した結果であり、経皮毒物質がさらに入り込みやすい状態ですから、そのまま使用を続けると、アレルギー反応を起こす可能性がありますし、アトピー性皮膚炎を発症しかねません〜症状が出ていなくても合成界面活性剤にさらされ続けている皮膚は皮脂膜が剥れて、化学物質を吸収しやすい状態になっており、シャンプーや化粧品などほかの日用品との複合障害の危険性もあるのです。
 
【合成界面活性剤】 ・・・4種に分類されます

 日用品には複数の合成界面活性剤が配合されています。ひとつの合成界面活性剤には複数の名称と 表示方法があり、似たような化学構造をもつ合成界面活性剤は同じような作用を示すので※同種と考えられています。「アルキル」、「ラウリル」、というのは界面活性剤全般についている名前で、そこに「ベンゼン」、「フェノール」などの単語がつくと石油を原料とする合成界面活性剤だといえます。合成界面活性剤はいわゆる洗剤と呼ばれるもの以外にも実に多くの製品に使用されています。化粧品、歯みがき、シャンプー、リンス、ウェットティッシュなどなど。
界面活性剤(surface active agent、surfactant)は、分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称で両親媒性分子と呼ばれることも多い。表面張力を弱める作用を持つ。

(1). .陰イオン系
 洗浄力が最も強力で、洗濯用、台所用、シャンプー、 などに配合されています。

●直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)

・石油から合成される代表的な合成界面活性剤で、洗濯用洗剤などに多く使用されている。
・毒性が強く、皮膚障害、アレルギーを引き起す危険性があります。
・催奇形性の疑いや受精卵を死亡させるという報告もあります。

●アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)
  ※(ラウリル硫酸ナトリウム( SLS )、ラウレス硫酸ナトリウム)
 
●アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム( AES)
  ※(ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、ラウリルエーテル硫酸塩(SLES ))
・洗顔フォーム、化粧品、シャンプー、歯みがき、など多くの日用品に使用されています。
・脂肪を除くので皮膚が乾燥し、皮膚障害やアレルギー反応を引き起す可能性があります。
・角質層を破壊し、皮膚に浸透して血流にのり、脳や、心臓・腎臓・肺に蓄積されます。
・傷の治りを遅らせる、毛髪の発育障害を起こすおそれがあります。
・白内障の原因となる、子供の眼に障害をきたすなど、目に悪影響を及ぼし傷害を招く可能性があり ます。
・発がん性の報告もあります。

●アルファスルホ脂肪酸エステルナトリウム(a-SF)
・石鹸カス分散作用を目的として、石鹸に使用されています。
・主にヤシ油を原料としたもので、刺激が少なく、生分解性が高いといわれています。(今のところ 問題はありません)
(2). 陽イオン 系 
 洗浄力は劣りますが、殺菌作用、柔軟仕上げ作用、帯電防止作用があります

●塩化アルキルメチルアンモニウム  
 ※(塩化セチルメチルアンモニウム 、塩化ステアリルメチルアンモニウム)
●塩化アルキルトリメチルアンモニウム、
 ※(塩化セチルメ トリチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム)
●塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
・ 逆性石鹸と呼ばれ、界面活性剤のなかでも毒性が強く、殺菌効果を目的に使用されます。
・最近では生乾きのニオイを防ぐため、柔軟仕上げ剤やリンス、トリートメントに多く使用されています。
・下着に付いた大腸菌0-157などの細菌を殺菌する効果もあります。
・皮膚障害や粘膜障害を引き起こす可能性があり、人によりアレルギー性皮膚炎の原因になる。
・殺菌作用で浄化槽や環境に存在する微生物を死滅させ、生態系を変化させる危険性があります。

●ラウロイルサルコシンナトリウム (ラウロイルサルコシン塩)
・歯みがきの発泡剤、殺菌剤として使用されます。
・口の中に生息する細菌はお互いにバランスを保ちながら共生しています
殺菌剤によってそのバランスがくずれることは口腔に病原菌を侵入させる結果につながる。


(3) 非イオン系
  気泡作用、乳化作用、可溶化作用が強いので保湿剤、乳化剤として使用されます。

●ポリエチレングリコールモノ脂肪酸エステル
 ※(ポリエチレングリコール(PEG) )
・保湿剤、乳化剤として、クリーム、ローション、口紅などの化粧品に多く使用されています。
・飲み下すと、肝・腎機能障害、発ガン性の疑い、アレルギー性、発がん性が 報告されている。

●ポリオキシエチレンアルキルエーテル(POER)
 ※(パレス、ステアレス、セテス、ラウレス、AE)
・保湿剤、乳化剤として、クレンジング、シャンプー、ヘアダイ、パーマ液などに使用されています。
・環境ホルモンとして疑われている物質です。
 
(4) .両性イオン系
 気泡作用が強く、洗浄助剤 や、また帯電防止剤としてリンスインシャンプーなどに使われる。
・殺菌作用が強く浄化槽のバクテリアを死滅させる恐れがあり、環境汚染物質との指摘がある。
●アルキルアミノ脂肪酸ナトリウム
●アルキルベタイン
 

【保湿剤、湿潤剤、乳化剤】

 保湿効果、乳化作用のある化学物質もあらゆる日用品で使用されています。製品の形状安定性を保つため、また、肌や髪をしっとりさせるなど使用感をよくする効果があります。
 
●プロピレングリコール(PG)
・もともと工業用の不凍結剤として使用されていた物質で、保湿剤・乳化剤として広く日用品に使用されています。
・保湿効果や使用感の良さから、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯みがきなどにも、たいてい 含まれています。
・界面活性作用と分子量が小さい(75モルキュラー)ため、角質層をくぐり抜け、皮膚細胞に浸透 しやすいという特徴があり、あっという間に血管まで入り込んでしまいます。
・ほかの物質の浸透も助けるトランスポーター(運び屋)の役目を果すため、即効性を求める外用医 薬品や化粧水、乳液などに多く用いられています。

◎浸透を助けるということは有害化学物質も容易に侵入させることであり、有害性を助長させることになります。驚くことに、赤ちゃんのお尻拭きにも使用されています〜これは角質層が未発達で無防備な赤ちゃんの皮膚に容易に有害物質を浸入させているということですから、大変危険です

◎アメリカFDA(食品医薬品局。日本の厚生労働省に当たる機関)の毒物研究所のデータによれば、染色体異常を起こすことや、摂取し過ぎると、肝臓・腎臓・心臓・脳への障害を招くともいわれています
◎プロピレングリコール自体に過敏症状を起こす人がいますし、接触性皮膚炎の原因になることがあります

◎カビの成長や発酵を阻止 する働きがあります。ウェットテッシュがしっとりと濡れている状態でいて、カビが生えないのはプロピレングリコールによる効果だといえます。

●ジエタノールアミン(DEA)
・溶剤、乳化剤、湿潤剤として日用品に使用されています。
・クレンジング、ローション、ファンデーション、アイシャドー、ヘアクリーム、マスカラ、
 シャンプーなどに使用されています。

◎経皮吸収されやすく、目・皮膚・粘膜を刺激します。
◎皮膚炎・花粉症・喘息・アレルギーの症状を悪化させるといわれています。
◎発がん性物質である可能性も指摘されています。
 
●トリエタノールアミン(TEA)
・乳化剤、湿潤剤として日用品に使用されています。
・クレンジング、シャンプー、ローション、ほお紅、アイシャドー、マスカラなどに使用される。
◎まれに粘膜や目を刺激することがあります。
◎副産物として、発がん物質のニトロソ化合物を作るともいわれています。

【着色料】

 製品を魅力的に見せるためや、製品自体に着色目的があるものに使用されています。着色剤にはカロチン、ウコン、赤ビート、カラメル、ベニバナなどの天然色素とタール系の合成色素があります。食品着色料にはさまざまな規定がありますが、日用品など経皮吸収されるものには厳しい規定はありません 。

●タール系色素
 (赤色200号台、黄色200号台、緑色200号台、青色200号台、だいだい色200・400号台、褐色201号 、黒色401号、紫色201・401号など)
・着色剤のなかで最も毒性が高く、食品ではすでに使用を禁止されています。
・シャンプー、リンス、化粧品、口紅の着色に未だに多く使われています。

◎皮膚からの吸収率が高く皮膚障害やアレルギーを起こす可能性があります。
◎黒皮症の原因ともいわれています。
◎多くのものは発がん性の疑いがあります。
◎特に、タール系色素が口紅に用いられているのはとても危険なことです〜唇には角質層がほとんど ないので皮下組織へ吸収されやすく、また口紅は食べ物と一緒に口に入ってしまうことが多いので す。

●蛍光増白剤
・洗濯物をより白く見せるために青系の蛍光剤が用いられています。
・衣服に残留した蛍光増白剤は、皮膚の吸収状態や摩擦効果によって体内に入り、皮膚障害を
 起こすことがあります。
・ふきん・ガーゼ・乳幼児の下着などは販売の際、蛍光増白剤の使用が禁止されています。

◎乳幼児の肌着など肌に触れるものの洗濯には蛍光増白剤の入っていない洗剤の使用をおすすめしま す。
 

【殺菌・酸化防止剤】

●陽イオン界面活性剤
(塩化 セチルメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム)

・逆性石鹸と呼ばれ、界面活性剤のなかでも毒性が強いことで、殺菌効果を目的に使用されています。・最近では生乾きのニオイを防ぐため、柔軟仕上げ剤やリンス、トリートメントに多く使用されてい ます。

・下着に付いた大腸菌0-157などの細菌を殺菌する効果もあります。
・皮膚障害や粘膜障害を引き起こす可能性があり、人によりアレルギー性皮膚炎の原因になります。
・殺菌作用で浄化槽や環境に存在する微生物を死滅させ、生態系を変化させる危険性があります

●ラウロイルサルコシンナトリウム (ラウロイルサルコシン塩)

・歯みがきの発泡剤、殺菌剤として使用されています。
・口の中に生息する細菌はお互いにバランスを保ちながら共生しています。
  殺菌剤によってそのバランスがくずれることは口腔に病原菌を侵入させる結果につながります。
 
●パラペン
(メチルパラペン、エチルパラペン、プロピルパラペン)
・食品、飲用水、化粧品の防腐剤として使用されています。
・指定成分として製品には表示義務があります。
・まれにアレルギー反応を起こす人がいます。

●エデト酸塩(EDTA)
・変質防止剤、保存剤としてシャンプーや化粧品に使用されています。
・皮膚や粘膜・眼への刺激性、ぜんそく・発疹などアレルギーの原因となることがあります。
・口から入ればカルシウム欠乏症を招き、血圧降下、腎臓障害を起こす可能性があります。

●ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)・ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
・化粧品、シャンプーなどの酸化防止剤として使用されています。
・皮膚障害や過敏症を引き起すおそれがあり、発がん性の疑いもあります。
・ブチヒドロキシアニソールは環境ホルモンのひとつです。

●安息香酸・安息香酸塩
・防腐剤として、マウスウォッシュ、シャンプー、リンス、歯みがき、化粧品などに使用されていま す。
・静菌作用は強いですが、殺菌作用はあまりありません。
・皮膚障害の可能性があり、とくに目、鼻、喉などの粘膜に刺激があるといわれています。
・飲み下すと胃腸障害を引き起すおそれがあり、多量に摂取すると過敏状態、尿失禁、けいれん、  運動不調などの強い毒性を示します。
・発がん性物質の疑いがあります。

●ソルビン酸・ソルビット
・防腐、防菌作用を持つことから、食品や歯みがき、医薬品の保存料として主に使用されています。
・口から吸収されたものは、ほとんどが代謝され二酸化炭素と水になり、排泄されますが、脂溶性で あるため 経皮吸収されやすい物質でもあると考えられます。
・皮膚、粘膜を刺激します〜人によりアレルギー性皮膚炎を起こします。
・環境中の亜硝酸と反応すると発がん性が生じます。
・ソルビットは皮膚毒性は弱いですが、飲むと緩下作用があり、量が多いと下痢を起こします。

●アルミニウム
・アルツハイマー病の原因物質ではないかといわれており、神経にダメージを与える有害物質でもあ ります
・日常頻繁に使用していると、口から飲み込んだり、皮膚から少しずつ経皮吸収されたりする危険性 があります。
・シッカロールや制汗デオドラントにも含まれており、多用するのは危険です(胃腸薬に含まれてい ることもあります )
 

 ちょっとビックリするような情報かもしれませんが、これは日用品という使い続けるものだから問題なのです。長期間使用することにより体に蓄積され 、悪影響がでてくるのです。有害なものは使わないように 、製品選びをすることが自分も含めて家族の健康を守ることにつながります。
最近、2つのTV番組で、クチバシが交差した奇形の鳥の発見が報道されました。一つは下北半島、もう一つはガラパゴス諸島のもので、ガラパゴスの場合は、観光客が持ち込んだ大量のゴミの焼却で発生するダイオキシンによるものではと推定していました。おそらくいずれも化学物質が原因と思われます。このような現象が私たち人間に表れないと断言は出来ません。

参考資料

1)「経皮毒」 著者=薬学博士:竹内久米司、薬学博士:稲津教久  発行:日東書院
2)「食品・化粧品〜危険度チェックブック」  発行所:情報センター出版局
3)「奪われし未来」 著者=シーア・コルボーン、ダイアン・ダマノスキ、ジョン・ピーターソ ン・マイヤーズ(共著)発行:翔泳社

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