シックハウス症候群の症状はきわめて多様

症状の特徴は、 自覚しやすい症状と自覚しにくい症状、短期的症状と長期的症状があることです。特に、自覚しにくい症状の場合は対応策は遅れることになります。

■短期的症状

●自覚しやすい症状
頭痛、目のチカチカ、目の痛み、吐き気息苦しい、じんましん、鼻炎、下痢、皮膚炎、子供のアトピー、慢性疲労、腰痛

●自覚しにくい症状
集中力がない、計算間違いが多くなる、もの忘れが多くなる、不安が強くなる、多汗、不眠、悪夢、情緒不安定、疲労、視野が暗くなる


■長期的症状

●自覚しやすい症状
ぜんそく、花粉症、口内炎、アトビー、老化現象(白髪・抜け毛)、慢性疲労、自律神経異常、視野狭窄、視力の低下、冷え性、食欲不振、うつ症

●自覚しにくい症状
思考力の低下、意志が弱くなる、判断力の低下、無気力、関節炎、リューマチ、自己免疫疾患、不定愁訴、流産、奇形児、ガン、精子の減少、不妊


【シックハウス症候群の新聞記事】

<大阪大学>新設の研究棟を閉鎖 シックハウス症候群診断で2008年4月22日 毎日新聞

「大阪大学は21日、豊中キャンパス(大阪府豊中市)に新設した「文系総合研究棟」を、25日から全面立ち入り禁止とすることを決めた。今月から本格利用を始めたばかりだが、棟内で働く職員ら2人がシックハウス症候群と診断され、気分不良を訴える学生も相次いだため。大学側は「想定外の事態だ」と困惑している。 阪大によると、研究棟は、学生増への対応などのために新設され、今年1月末に完成した。7階建て延べ約6500平方メートルで、高等司法研究科、法学研究科、保健センターなどの事務室や教員室、学生の自習室や講義室などがある。・・・・・」

*コメント
 大学側が「想定外の事態だ」と発言しているが、依頼や設計の段階で、「シックハウス症候群」に関して気にした関係者は全くいなかったことを示している。平成15年に建築基準法が改正されたが余り有効に働いていないと思われる。大学でもこの程度の認知度であることが現状である。

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