シックハウス症候群問題のはじまりと特徴

 1979年、デンマークのファンガー博士が「シックビル症候群」と言う症状を発表したことにシックハウス症候群問題は始まりました。対象がオフィスビルであり、ここで働く事務員が化学物質汚染の被害にあったことから、「シックビル症候群」と言われました。
 1983年のWHO(世界保険機構)によるシックビル症候群の定義は以下の通りです。
 
① 目、鼻、のどの刺激症状
② 粘膜の乾燥
③ 皮膚の紅班、じんま疹、湿疹
④ 疲労、疲れやすい
⑤ 頭痛、風邪にかかりやすい
⑥ 息が詰まる、ぜいぜいする
⑦ いろいろな刺激に過敏に反応する
⑧ めまい、吐き気、嘔吐

 成人の平均的な飲食物は一日当たり2kg程度ですが、空気の場合は一日当たり、15~20kgと言われており、1時間当たり約6畳一間の容積の量を必要とすると言われています。従って、汚染された室内にいる限り、有害物質が継続的に体内に入ります。また、飲食物の場合は腸から肝臓を通り、血液に入る過程で有害物質を肝臓がある程度除去してくれますが(除去機能を超えた量の化学物質は体内に入ることになる)、空気の場合、有害物質は、肺から血液に入り、全身にまわることになります。従って、症状は全身にわたり生じます。特に、化学物質過敏症において、中枢神経に障害をもたらした場合は悲惨な症状となります。また、シャンプー、化粧品などに入っている化学物質も皮膚から血液へ入ることになり、空気の場合と同様に全身にまわることになります。

● シックハウスは女性がなりやすい

 また、家にいる時間が長い主婦が被害に合うことが多いのですが、女性は脂肪が多いため有害物質が脂肪に溶けやすい、男性より新陳代謝が悪い、子どもを出産するため化学物質に敏感であることも女性が被害に合うことを多くしています(64%)。
 
 私の一番下の子供は大学を卒業しましたが、いまだに、ぜんそく、アレルギー、膠原病の値が高いなど悩まされています。生まれたばかりの時に新築しましたので、家の中にいる時間が長かったためと思われます。

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