有害化学物質に対して関心を持ち、良く知ろう!!

 最近、リフォームか新築を迫られている甥夫婦が住宅の展示会で、子供がアレルギーであるためシックハウス症候群について聞くと、数カ所で「最近の住宅は心配ありません」と言われたようです。現在、問題の13物質のうち、罰則を伴う規制を受けるのは2物質だけです。シックハウス症候群についてについて知識がなければ「そうですか」と言うことになります。これから新築を考えている方は、どういう対策をしているか質問できる知識は持って欲しいと思います。ビニールクロスからホルムアルデヒド以外にもかなりの種類の化学物質が放散されますから、モデルハウス等でどのようなビニールクロスを使用しているか簡単な判断基準になります。シックハウス症候群についての認知度が低く、TBSの調べ(2001.1.24)では国民の認知度9%と報告しています。「被害にあってはじめて知る」なんてことは避けたいものです。

 後に述べますが、シャンプー、リンス、消臭剤などの身の回りの生活用品に含まれる化学物質についても知識を持つ必要があります。「販売されているから安全」という認識はいろいろな学者や専門家が指摘するように間違っています。アスベストは長い間、効率的な工業材料として使われてきましたが、死亡事故が起こったので使用禁止になりました。使用前からアスベストの危険性については研究者が指摘していました。有害化学物質から知識を仕入れて自分で身を守らなければならないのが実情と専門家は指摘しています。他人任せのライフスタイルは変えなければなりません。経済効率最優先で経済が進展してきて、健康は犠牲にされていると感じています。 
 
 昨年、4000万円をかけて一戸建ての新築住宅を購入し、シックハウス症候群になってしまい、住むことができなくなり実家に移り住んで、何らかの対策を相談に来られた方がいました。最終的に、建設した工務店が安く買い取ることになりました。

  仕事柄、シックハウス症候群になった方をいろいろ見てきました。最も重症な化学物質過敏症になってしまった女性の方は、新築の家から逃げ出し、公的な施設に入りましたが、施設の周りの畑で使う農薬のためここにも住めなくなりました。このように、化学物質過敏症の方は身の回りからあらゆる化学物質を含む製品を排除することになります。

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