シックハウス症候群、有害化学物質を考える

アクセスカウンタ

zoom RSS アトピー性皮膚炎について

<<   作成日時 : 2011/12/22 18:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 0

●フィラグリンとは

 9月5日のNHKの「あさイチ(http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/09/05/01.html)」では、アトピー特集でした。皮膚の防御機能の低下した角質層に種々のアレルゲン(アレルギーの原因になり得る物質)が影響し、また黄色ブドウ球菌等が炎症を起こすためにアトピー性皮膚炎が生ずると述べていました。日本のアトピー性皮膚炎の患者は1割、約1280万人と言われています。水虫患者は約2500万人、シックハウス症候群患者は約500万人です。
 興味があっていろいろ調べてみました。患者数も多く、皮膚科の研究者のホームページを見ても、今だに原因がはっきりしていないように感じました。以下は調べた結果をまとめたものです。

 皮膚には「表皮」があり、炎症を起こす外的要因に対して、角質層が皮膚のバリア機能を果たしています。そのバリア機能に必要なのが、「フィラグリン」です。フィラグリンは表皮の細胞に含まれている成分で、皮膚の角質層を作っていく中で、プロフィラグリンがフィラグリンになり、角質成分であるケラチンとともに表皮に大切な成分です。つまり、フィラグリンが作られないと、角質異常がおこり、皮膚のバリア機能が落ちてしまうわけです。
 2006年、イギリスで、このフィラグリンの遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎患者の約30%〜50%に見られたと報告されました。2008年には、日本でアトピー性皮膚炎患者の約20%にフィラグリンの遺伝子の異常が見られるという報告がされています。
フィラグリンの遺伝子の異常があると角質異常がおこり、皮膚のバリア機能が落ちると、アレルギーを起こす物質・アレルゲンや細菌等が皮膚から簡単に体内に侵入してしまいます。そのために皮膚で炎症が起こり、アトピー性皮膚炎を起こしてしまうのとのことです。アレルゲン物質としては、ペット、ダニ、ホコリ、汗、汚れ、空気中の汚染物質等です。遺伝子の異常に関する原因はまだ100%解明されていないようです。
細菌に関しては、重度の湿疹病変から進入した黄色ブドウ球菌などによる伝染性膿痂疹(とびひ)をとくに幼児において多く合併することで知られています。伝染性軟属腫(水いぼ)などのウイルスによる皮膚疾患に感染しやすく、アトピー性皮膚炎患者が単純ヘルペスを罹患(りかん,病気にかかること)すると重症化することが知られています(カポジ水痘様発疹症)。私達の肌にはかなり多くの常在菌がいますが、健康な肌、健康体であれば問題ありません。黄色ブドウ球菌もそうです。
遺伝子の異常は、今後、遺伝子診断でアトピー性皮膚炎になりやすいことが判ります。遺伝子異常の改善はすぐには難しいですので、現時点では、アレルゲンの侵入を防ぐ対策を考えていくことになり、対処療法とのことです。
 最近、アトピー性皮膚炎の治療では、特に、『皮膚のバリア』という視点が脚光を浴びています。皮膚をすべすべにし、バリアをはることで、アトピー性皮膚炎を悪化させるさまざまな要因が、体の中に侵入するのを防ごうというのです。
アトピー性皮膚炎になると、まず処方されるのが『ステロイド薬』です。しかし、ステロイド薬には、「危ない」「怖い」といったイメージがつきまといます。ステロイド薬は、もともと人の体で作られている「副腎皮質ホルモン」を、人工的に合成したものです。アトピー性皮膚炎が重症な人は、この「副腎皮質ホルモン」の量が少なくなっているので補う考え方です。

アトピー性皮膚炎は,80%の外因性アトピー性皮膚炎と20%の内因性アトピー性皮膚炎に2大別されます.前者は血清IgEが高値で,乳幼児に多く,重症例が多く,フィラグリン遺伝子異常が多い傾向があります.一方,後者は血清IgEが正常で,成人に多く,比較的軽症で,フィラグリン遺伝子異常がなく,金属アレルギーの関与が多い傾向があります.通常,前者をアトピー性皮膚炎と呼びます.フィラグリン遺伝子異常は,アトピー性皮膚炎の発症・悪化因子として重要です.

@2006年、イギリスで、このフィラグリンの遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎患者の約30%〜50%に見られたと報告されました。遺伝子の異常の生ずる原因は何か。
 私達の衣食住にはいろいろな化学物質が入り込んでいます。建材から放散する有害化学物質を分解する内装材(http://ms-laboratory.jp/seihin/seihin.htm#sec06)を使用し、有害化学物質の放散を極力無くし、シックハウス対策をした家に移った小学生のひどいアトピー性皮膚炎が治ってしまった(フジテレビ 2002.11.12.「スーパーニュース」)例のように、有害化学物質がフィラグリンの遺伝子の異常に関係していることが推察されます。体に入る化学物質とともに、環境に存在する有害化学物質は肺から直接血液に入り、全身をまわるので、環境に対する対策はアトピー患者にとっても、重要と思われます。いろいろ調べても、特に有害化学物質を問題にしている文章はほとんど見かけませんでした。

生活の中の有害化学物質
http://nn-chemi.at.webry.info/200912/article_1.html
建材から発生する有害化学物質
http://nn-chemi.at.webry.info/200910/article_9.html

アレルゲン物質が黄色ブドウ球菌等の細菌、有害化学物質等の場合は、抗菌・有害化学物質を分解する機能がある「チャフクリーン」も有効です。自然素材100%で、雑誌「健康」で紹介されましたが、アトビーの皮膚炎、乾燥肌、その他ニキビ等に使用している方も結構います。
http://ms-laboratory.jp/seihin/seihin.htm#sec07


A遺伝子の異常が無い場合もアトピー性皮膚炎は生ずる可能性はあるのか。
 イギリス約30%〜50%、日本約20%に遺伝子の異常が見られた。その他の場合は遺伝子異常が見られなかった。遺伝子の異常が無い場合は、何が原因か、環境が直接、角質層の防御機能の低下させるのか。

Bアトピー性皮膚炎の原因が解明されていないため治療が対処療法になり、長期間の治療になっていると考えられる。

●アトピーとストレスの関係
ストレスを感じることによって、皮膚の水分量が減り、皮膚の乾燥が起こると言われています。乾燥により、表皮にき裂が入り、 表皮バリア機能が破たんし、 劣化した角質層からのペット、ダニ、ホコリ、汗、汚れ、空気中の汚染物質等のアレルゲンの侵入、細菌やウィルスの侵入によって、皮膚の炎症がいっそう生ずると思います。
●免疫グロブリンE
免疫グロブリンE(Immunoglobulin E、IgE)とは哺乳類にのみ存在する糖タンパク質で、免疫グロブリンの一種。IgEの"E"というアルファベットはこの抗体が紅斑(Erythema)を引き起こす意味。健常な人における血清中のIgE濃度はng/ml単位であり他の種類の免疫グロブリンと比較しても非常に低いが、アレルギー疾患を持つ患者の血清中では濃度が上昇しマスト細胞や好塩基球の細胞内顆粒中に貯蔵される生理活性物質の急速な放出(脱顆粒反応)を誘起する。これらのことからIgEはヒスタミンなどと並んでアレルギー反応において中心的な役割を果たす分子の一つとして数えられている。

*コマーシャル的なコメントをする場合は、科学的データを示してください。無い場合は、掲載を削除させていただきます。
画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 11
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
アトピー性皮膚炎について シックハウス症候群、有害化学物質を考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる