シックハウス症候群、有害化学物質を考える

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zoom RSS 「木造住宅シックハウス対策マニアル」における建築業者への指導等について

<<   作成日時 : 2010/07/01 18:48   >>

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国土交通省の業者に対する講習会テキスト・改正建築基準法に対応した「木造住宅シックハウス対策マニアル」(平成15年5月)では次のように書いてあります。

P.143 3.住宅の設計・施工での検討事項
  3-1. 設計の流れ
  (a).建て主の話を聞く、基準などを説明する
   建て主の健康状態(化学物質に対して過敏か、ぜんそく、アレルギー、アトピーは)、ライフスタイルは。換気の必要性、換気方法の種類、使用方法を説明する。
  (b).間取りの検討
  (c).居室・天井裏等の区別と対策
  居室・天井裏等の区別と対策、室内の建具の通気性、天井裏等の対策
  (d).仕上げ材や下地材の検討
  居室の仕上げに使う健材の選択。天井裏の下地材の選択。その他の材料の選択
  (e). 仕上げ材などの使える面積を計算
  (f).換気の方法を検討
P.144
  3-2. 建て主の話をよく聞く、基準などをよく説明する
  (a).シックハウス対策としてどの程度のレベルを希望するか 。
  (b).シックハウス対策を含めてどの程度のレベルを希望するか。
  (c).家族の健康状態、体調の悪い人がいないかどうか。
  もし、アレルギーやぜんそくの人がいた場合は、より高度なシックハウス対策が必要。対策に詳しい設計者などの協力を求める必要がある。

【解説】
●平成15年7月1日の改正建築基準法の規制は法律であり、建築物が適合していない場合、違反建築となり、検査済み証が発行されないことになります。

●業者向け講習会のテキスト「木造住宅シックハウス対策マニアル」には上記のように記載されています。P.143-144のような説明が、建て主に対して無いことは標準的な業者ではないことを示しています。こちらから逆にどのような対応をしてきたか質問する必要があります。

●特に、P.144 3-2. の内容に関して、業者に適切な返事をする場合に、建て主側はシックハウスに関するかなりの知識を持っている必要があります。事前の勉強が不可欠となります。知識がないまま、契約にのぞみ、万一、薬害ハウスとなった場合、「契約時シックハウス対策の確認をしましたよね」との話になり、後の祭りとなりかねません。
 それにしても、「(b).シックハウス対策を含めてどの程度のレベルを希望するか。」の質問の意味がよくわかりません。シックハウス対策がなされ、シックハウスがないのが当然です。「現状はシックハウス問題があるので被害が起きたときの責任逃れ」としか言いようがありません。厚生労働省が指針値として取り上げている問題の13物質のうち、2物質しか規制されていない現状ではこのような表現になるのかとも思われます。建て主側は規制されていない、11化学物質について、どのような対策を取っているか質問し、回答を理解できる知識は必要となります。残念ながら、これが現状です。

国土交通省のシックハウス資料等のホームページ
    www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/sick.html

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